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害虫の中でも相当厄介な部類に入るチャドクガ・・・。

見つけただけでもテンション駄々下がりですが、チャドクガの持つ毒針毛のせいで駆除するにも一苦労します・・・。

チャドクガはどれほどの危険性があるのか、
自分で駆除する際の注意点・駆除に役立つ殺虫グッズなど、
チャドクガ駆除に役立つ情報をお届けします!

チャドクガは毒針とずっと一緒

チャドクガは絶対に直接手で触れてはいけません。
もっと言うと、むやみやたらに殺虫剤を浴びせてはいけません。

何故かというと、チャドクガの持っている毒針毛は非常に抜けやすく、暴れたり風にさらされるだけでも簡単に抜け落ちてしまいます。
むやみに刺激を与えると、チャドクガの毒針毛が周辺に飛散してしまうのです。

このチャドクガの持っている毒針毛の成分はヒスタミン系の毒で、毛が肌に触れるだけで湿疹や激しい痒みに恐われるなど、かなり過激な被害を受けます。また、この毛はには細かい棘が無数にあるので、肌に刺さったら抜けにくいのはもちろん服などに付着したら洗濯してもなかなか落ちません。
さらに言うと、チャドクガの毒針毛は洗濯しても毒の成分は無効化されません。
洗濯した服を着ても残った毒針毛のせいでかぶれてしまうこともあるのです。

チャドクガの毒針毛は卵にも成虫の毛が付着していますし、もちろん孵化後の幼虫・サナギ・成虫にもびっしり生えています。
つまり一生を通して毒針毛を持っているので、どんな姿でもチャドクガの対応には細心の注意が必要になるのです。

チャドクガ駆除に適した時期

前述で書いた通り、殺虫スプレーをかけただけで毒針毛が飛散してしまうので、孵化した後の幼虫や飛び回る成虫になると自力で駆除する難易度が爆上がりします。

そこでチャドクガを駆除する際は卵の時期に実行するのが一番効率的です。
チャドクガの卵は木の裏に産み付けられていることがほとんどです。
まだ動かない卵の状態を狙って付着している葉や枝を処分する方法が一番やりやすいと思います。

チャドクガは年に2回産卵時期を迎えます。
1回目は8月頃に産卵、20日前後で孵化し、10月頃に成虫になります。
そして2回目は冬の直前に産卵。卵は冬の期間中越冬し、あたたかくなってきた5月頃に孵化します。

つまりチャドクガ駆除に最適な時期はまだ卵でいる8月中と10~11月(もしくは冬)の時期と言えるでしょう。

チャドクガ駆除の注意点と対策法

チャドクガを自力で駆除する際は、常に細心の注意をはらう必要があります。

服装は長袖長ズボンを着用し、なるべく肌を露出しないようにしてください。
マスクやゴーグル・帽子などを着用するとより安全です。
風が強い日は毒針が飛散する恐れがあるので避けましょう。
万が一服に毒針がついたらなかなか取れない上に危険なので、不要な服や、100均などで売っている使い捨てのカッパを着るようにして、作業が終わったらすぐに捨てるようにしましょう。

また、家の中で成虫のチャドクガが暴れて飛び回ると毒針毛の被害が深刻になるので、
家の中で見つけた場合はむやみに殺虫剤を使用するのではなく、厚みのあるキッチンペーパーなどを何枚か重ねてそっと上からかぶせるように捕まえてください。

 

①薬剤で駆除する場合
害虫駆除ではポピュラーな薬品を用いた方法ですが、チャドクガに至ってはむやみに殺虫スプレーを吹きかけるとその勢いで毒針毛が飛散してしまう恐れがあります。
幼虫は集団行動をする習性があり葉っぱの裏に複数寄り添って生活しているのがほとんどなので、通常の殺虫スプレーではなく毒針毛固着剤型のスプレーを使用して、毒針の飛散を抑えつつ幼虫ごと葉や枝に固着させれば駆除が比較的容易になります。

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②葉や枝ごと切り落とす場合
チャドクガの卵や幼虫は一つの葉っぱや同じ枝に集中して集まっていることが多いです。
その場合はよく観察して、葉や枝ごと切り落として袋に詰めてしまいましょう。
切り落とす際は前述の固着剤などを使用することで振動で卵や幼虫が地面に落ちるのを防ぎます。

また、ゴミに出す際も注意が必要です。
ゴミに出されたチャドクガの毒の被害がゴミ処理場から報告されることも多いので、
ゴミの回収業者さんの為にも、チャドクガの入った物は袋を二重にしたり、袋に「チャドクガ注意」「毛虫注意」などの注意喚起を示すようにしてください。
また、枝をそのまま入れると袋を突き破る可能性もあるので枝は新聞誌にくるんでから袋に入れましょう。

 

③熱湯を利用する
洗濯しても無効化されないチャドクガの厄介な毒針毛ですが、実は50℃以上の熱湯をかけると毒の成分は無効化されます。
大体の生命体は50度以上の熱湯にさらされると体内のタンパク質が変質し、その後の生命維持が比較的困難になります。
熱湯を利用することで毒針毛の無毒化とチャドクガの駆除を一石二鳥で済ませることができるかもしれません。

チャドクガの駆除が自力で困難な場合は・・・

チャドクガは毒針毛を持っていることで素人が駆除するにはかなり骨が折れる作業になるのをお分かりいただけましたでしょうか。
また、チャドクガの幼虫は一匹でもグロテスクなのに、それが葉に集中してウヨウヨ集まっていることが多いので、その様子を見ただけで発狂ものです。
虫が苦手な人は自力で駆除ということに拒否反応を示すと思います。

そんなときは無理せず害虫駆除のプロに依頼しましょう。

費用は数千円から2万円が相場と言われています。

おススメの業者は24時間受付してくれるムシ・プロテックです^^
全国どこでも駆けつけてくれます。

チャドクガの駆除に悩んだら、一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。


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