家庭菜園で育てた野菜や果物は、スーパーで買うものと比べると形や大きさではかないませんが、自分で大切に育てた分、より美味しく感じると思います。

ですが、自分が育てている野菜や果物の葉っぱが、害虫によってボロボロにされてしまうととても悲しいですよね。

家庭菜園の大敵である害虫対策をしっかりとして、野菜や果物には元気に育ってもらうことが一番です。

今回は家庭菜園でも人気の果物「いちご」に対する害虫である、「イチゴハムシ」について調べてみました。

イチゴハムシとは

イチゴハムシとは、その名の通りいちごの葉っぱを食害し、いちごの成長を妨げる害虫です。

4月下旬~9月頃に発生し、いちごの葉っぱの裏に産卵します。

幼虫と成虫ともに体長4mm~5mm程度の大きさで、幼虫は体全体が黄色で黒色の斑点があり頭は黒色のイモムシ、成虫は体が黄褐色の甲虫類です。

幼虫も成虫もいちごの葉を食害し、食害された葉っぱは小さな穴が開いてしまい、ひどいときには葉っぱが寸断されるほどに食い散らかされてしまいます。

イチゴハムシの成虫は、いちごの枯れ葉やいちごが地面に触れることを防ぐために設置された敷き藁の下などで越冬し、暖かくなると活動し始めます。

イチゴハムシの駆除方法は

イチゴハムシは幼虫も成虫もとても小さな虫のため、パッと見ただけではいるかどうかは分かりません。

イチゴハムシの卵と蛹、幼虫は葉っぱの裏に潜んでいますので、定期的にいちごの状態を見て周り、いちごの葉っぱに穴が開いていれば、近くの葉っぱの裏にイチゴハムシが潜んでいる可能性が高いです。

イチゴハムシの卵も蛹も幼虫も成虫も、見つけ次第直接捕殺が望ましいです。

しかし、卵や虫に触ることに抵抗がある方は多いと思いますので、見つけた場合は粘着テープやでんぷん糊、粘度の高い泥などで、それに引っ付けて捕まえれば直接手で触れることなく、一度で多くのイチゴハムシが捕殺出来て良いと思います。

また、気温が低いと動きが鈍くなるようなので、直接捕殺をする際は朝方に実行すると捕まえやすいと思います。

ただ、イチゴハムシの発生が少量であれば直接捕殺で問題ありませんが、イチゴハムシが大量に発生してしまうと、直接捕殺するのに大変な労力がかかります。
その場合は無理をせず農薬を使用した方が良いと思います。

イチゴハムシの防虫方法


何事もダメになってしまう前にしっかりと対策を取ることは有効です。

それは家庭菜園の害虫問題にも言えることであり、害虫被害に合う前に害虫を寄り付かせない対策をしておくことが大切です。

防虫ネットの設置

イチゴハムシの対策として一番採用されている対策です。

成虫がいちごの葉っぱに卵を産み付けられないようにすることで、イチゴハムシからの被害を抑えることが出来ます。

イチゴハムシの成虫は体長4mm~5mmと非常に小さいため、設置する防虫ネットは網目の細かいものを使用しましょう。

また、防虫ネットを設置したとしても、少しの隙間から入り込んでしまう可能性があるので、隙間が無いようにしっかりと設置するように気をつけましょう。

風が強い日や大雨が降った日の後には、防虫ネットがずれていないか定期的な観察を行うと良いのではないでしょうか。

アルミホイルやシルバーマルチを敷く

ハムシ類は光るものを嫌う習性があるそうなので、アルミホイルやシルバーマルチを敷いておくと成虫の飛来を防げるようです。

さらに効果を高める方法としては、いちごを育てる前に周りに雑草が生えていれば、その雑草をしっかりと駆除すること、冬になる前に敷き藁を撤去して成虫が越冬できる環境を作らないことです。

家庭菜園をされる方は、やはり農薬の使用に抵抗がある方が多いと思いますが、農薬を使用して害虫の発生や抑制を防ぐことは大変効果が高いです。

決められた量と回数をきちんと守って使用すれば、人体への影響はほとんど無いと言われています。

無農薬にこだわり過ぎて害虫が大量発生し、その結果効き目の強い農薬を使用することになってしまうよりは、影響の少ない農薬を初期段階で使用することも検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

  • イチゴハムシは幼虫も成虫もいちごの葉っぱを食害する、体長が4mm~5mm程度の小さな虫です。
  • 4月~9月頃に多く発生し、成虫は枯れ葉や敷き藁の下で越冬します。
  • 葉裏に潜んでいることが多く、一枚一枚葉っぱの裏を確認して、見つけたら直接捕殺することが望ましいです。
  • 直接手で捕殺することに抵抗がある場合は、粘着テープや粘着質のものを使用すると、一度に大量に捕まえることが出来ます。
  • 気温が低いと動きが鈍くなるようなので、直接捕殺をする場合は朝方に行うと捕まえやすいそうです。
  • イチゴハムシの防虫には防虫ネットの設置が効果的です。
  • イチゴハムシの成虫は大変小さいため、網目の細かい防虫ネットを使用して、隙間がないように注意して設置することが肝心です。
  • ハムシ類は光るものを嫌う習性があるそうなので、アルミホイルやシルバーマルチを敷いておくと成虫の飛来を防げるようです。
  • 雑草の駆除や冬前に敷き藁の撤去をするなど、成虫が越冬出来ない環境を作ることも大切です。
  • 農薬の使用は、きちんと量と回数を守って使用すれば、人体への影響はほとんど無いそうなので、初期段階での農薬の使用も検討してはいかがでしょうか。
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