皆さんはヨコバイという昆虫をご存じでしょうか？
ヨコバイは主に植物の液汁を吸う昆虫で、農家や園芸を行っている方々にとって厄介な存在です。
しかも、ヨコバイは植物と間違えて人間も刺してしまうこともあります。
そんな厄介なヨコバイを庭の植物・家の中に寄せ付けないようにするにはどうすればいいのか？
対策と駆除法を紹介します！
ヨコバイとは
ヨコバイはカメムシ目ヨコバイ亜目ヨコバイ科に属する昆虫です。
基本的に見た目は黄緑色のセミをそのまま小さくしたような姿をしています。
中には黒っぽかったり、鮮やかな模様をしている種類もあります。
系統としてもセミ類の親戚のようなものらしいです。
敵を見つけたら一旦静止して横歩きする姿から「横這い」という名前が付けられたと言われています。
ヨコバイは羽が4枚ありよく飛びます。
中には羽が短くてあまり飛べない種類もいるようです。
サナギになる時期はなく、幼虫の時点でほぼ姿形は完成しています。
成虫と違うところは羽の長さがまだ短いという点でしょうか。
ヨコバイは主に植物の液汁を吸いますが、ただ吸うだけではなく時には病原菌を持ち込んでしまう可能性もあり、せっかく育てた作物が丸ごとダメになってしまうこともあります。
例え病気にはならなくとも、ヨコバイに作物を食害されてしまうと葉が白くなったり、果実がへこんだりする被害が出てしまいます。
ですので農家の人や家庭菜園を楽しんでいる人にとっては作物を守るために対策必須の昆虫と言えるでしょう。
また、ヨコバイは時には植物と間違えて人も刺してしまうこともあります。
刺された場合は蚊の虫刺されのような腫れと多少の痒みを伴います。
植物をダメにされるだけでなく、蚊のように人も刺すなんて、人間にとっては害でしかありません。
見つけたら即刻駆除する他、今後寄り付かないように対策をする必要があります。
ヨコバイを寄せ付けないようにできる対策
ヨコバイを家に寄せ付けないようにするにはどうすればいいのでしょうか。
①農薬を散布する
広く作物を栽培している場合は、ヨコバイの被害から守るためにも農薬を散布するのが一番安全です。
ホームセンターでも農薬は売られています。
知識のある店員に相談して、「ヨコバイ」を避けるための農薬を購入し散布しましょう。
②作物の風通しをよくする
植物・作物が密集していると、ヨコバイの発生に気付きにくくなる可能性があります。
いつの間にか大繁殖していた！なんて事態を防ぐためにも、枝や茎の間引きを行い作物同士の風通しを良くすることが大切です。
③照明を消す・LEDに変える
ヨコバイは光に集まる習性があるので、紫外線を発するタイプの照明だと寄って来ちゃいます。
なるべく夜間は照明をつけない・遮光カーテンをつけるなどの対策をしましょう。
一番手っ取り早いのは、照明類をすべてLED照明に変えることです。
LEDなら紫外線を発しないので、虫の寄り付きも軽減されます。
④忌避剤を使用する
ヨコバイの侵入を防ぐために窓のガラスや入口の床面など、
忌避効果のある防虫スプレーを使用することが好ましいです。
こちらの忌避剤スプレーはガラスに直接吹きかけたり、網戸に散布することで効果が発揮されます。
ぜひ試してみてください。
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⑤植える植物に注意する
まずヨコバイが好むような植物を植えない・植える場合は一層注意する必要があります。
バラ科の植物や柑橘類の樹木、果実ではリンゴ・キウイ・カキ、野菜ではジャガイモなどなど・・・
これらの植物はヨコバイが特に好む傾向にあるので、十分注意してください。
ヨコバイを見つけた時は
ヨコバイを見つけた時はちゃっちゃと殺虫剤で駆除しちゃいましょう。
ヨコバイは殺虫剤の耐性はないので、簡単に駆除できます。
使用する殺虫剤は不快害虫用のキンチョールで十分です！
イヤな虫キンチョールN450mL大日本除虫菊
また、ヨコバイの光に集まる習性を利用してライトトラップを設置するのもアリです。
ですがライトトラップのしたにヨコバイやその他の害虫の死骸が落ちることになりますので、後片付けや近所の周辺環境にも気を使う必要がありません。
おススメはこれですね。
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しかし・・・
対策虚しくヨコバイが一向に減る気配がない・・・
植物に害のない程度に対策をしたのになぜが植物がダメになってしまう・・・
いなくなってほしいけど虫が苦手だから姿すら見たくない・・・
自分の手で対策を打つのにお手上げ状態になってしまった場合は、専門の駆除業者に依頼することをおススメします。
プロの技術で周辺の自然環境や人環境に配慮し、
安全性のある殺虫剤で適材適所に対処してくれます。
筆者おススメの害虫駆除業者は「ムシ・プロテック」！
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