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自分の家の庭で野菜や果物、花などを育てる家庭菜園、素敵ですよね。

ですが家庭菜園では必ずと言っていいほど虫に悩むことになってしまいます。

快適に栽培をして美味しい野菜や果物を収穫するためにも、虫対策は切っても切れないものになるでしょう。

今回は家庭菜園で悩みの種になりがちな虫たちと、その種類別の対策、駆除法を教えます!

アブラムシなどの植物を食べてしまう虫

アブラムシ・アオムシ・カメムシなど・・・
食用の植物にはそれなりの虫がついてしまいますよね。

虫が食べるほど安全、という嬉しい指標ではありますが、そうはいってもせっかく育てた作物を虫に食べられてしまうのは避けたいところ。

ある特定の虫の食害を阻止したい場合は、農薬を使用するのが手っ取り早いです。
ホームセンターなどにも売っていますので、知識のある店員に相談して、適切な農薬を購入し散布しましょう。

しかしこれはある程度広い家庭菜園を持っている場合の話。
庭の片隅でささやかに家庭菜園を楽しんでいる場合は、農薬は不適切かもしれません。

そこでおススメなのが、家で作れる虫よけスプレーです。

 

①牛乳でアブラムシを駆除
植物の茎にびっしりとついているアブラムシ、駆除しようにも植物に直接殺虫剤を吹きかけるのも億劫だし、どうやって処理すればいいか分からないですよね。
そんなときは自然に害のない、牛乳を直接スプレーで吹きかければいいのです。
牛乳の脂肪膜がアブラムシを覆い、アブラムシはそのまま窒息死してしまいます。
薄めずに、そのままの牛乳をスプレーしましょう。
しかし、植物には直接的に害はありませんが、時間が経つと牛乳が腐ってしまい植物もそのままダメになってしまいますので、アブラムシを一通り駆除できた後は水をかけて植物についている牛乳を洗い流しましょう。

 

②酢で簡単虫よけスプレー
家にある穀物酢でOK。
水で50倍に薄めて、植物にスプレーします。
虫はお酢のニオイや成分を嫌うので、植物に害を与えずに虫よけができます。
こちらは虫を殺虫・駆除するというよりも、あくまで予防を目的としたものです。

 

牛乳や酢だけだと心もとない、ちゃんとした製品のスプレーを使いたいという場合は、
コチラの虫よけスプレーは有機肥料としても使用されている材料で構成されているので、植物にも安心です。

有機 植物原料100% 虫よらずスプレー 900ml

蚊・やぶ蚊など作業の障害になる虫

植物に直接害をもたらす虫もイヤですが、
作業中人間に害をもたらす蚊などの虫にも何かしらの対策をしたいところ。
作物のお手入れをしている最中に虫刺されに合うのはなるべく避けたいですよね。

作業時に蚊取り線香を焚くのも効果的ですが、それだけでは心もとない・・・。

そんな時のおススメはコチラのやぶ蚊対策スプレー。
直接やぶ蚊などの害虫を駆除できるほか、作業の前にあらかじめ庭木周りや茂みにスプレーしておくだけで、8時間虫よけ効果が持続し虫が寄って来ません。これで快適な状態で作業ができますね^^

アース製薬 アースガーデン ヤブ蚊のいない庭をつくるスプレー バラの香り 450ml [防除用医薬部外品]

ナメクジなどのその他害虫

ナメクジもいつの間にか作物の周りについていたりする家庭菜園の天敵。
出来ればあのヌメヌメした姿を見ることのないようにしたいですよね。

ナメクジに対する対策はいろいろあります。

 

①薄めたコーヒーを庭に撒く
ナメクジはコーヒーが苦手です。
人が飲む濃度より少し薄めにコーヒーを作って、作物の周りの土に撒くだけでナメクジよけの効果があります。
簡単で植物にも無害なのでぜひトライしてみてください。

 

②ビールトラップ・米ぬかトラップ
既に作物についてしまったナメクジを除去するためには割りばしで捕まえて濃度の高い塩水に投げ込んでしまえばホイホイ駆除できるのですが、割りばしでつまむのもイヤという場合はビールトラップ・米ぬかトラップがおススメです。

作り方は簡単。口が大きめの空き容器に1/3程度のビールを注いで、それを何個か作物の周りに置くだけでいいのです。
ナメクジはビールのニオイが大好き。あれよあれよと誘われて、容器のビールに落ちて勝手におぼれ死んじゃいます。
また同様に、米ぬかトラップも有効です。
水で溶かした米ぬかをビールトラップと同じ要領でセットすればOK。
トラップは毎日取り換える必要があるので、手間はかかりますが、面白いくらいにナメクジが取れます。

家庭菜園に虫を寄せ付けない対策法

様々な虫別に対策法を紹介しましたが、これらの虫と共に全体的に虫が嫌がる環境をつくることができます。

それは、庭にハーブ類を置くことです。

全般的に虫はハーブの香りを嫌います。
特にミント・ローズマリー・ラベンダーなど、私たち人間とってはいい香りのものばかり。
食害してほしくない作物の周りにハーブを植えることで、それだけで虫よけ効果を期待できます。
良い香りで癒される他、食用にも利用できますし、まさに一石三鳥ですね!

ですがミントは爆発的な繁殖力で有名です。
下手をするとミントの根で作物をダメにしてしまう他、完全に土に根付いたらもう土を丸ごと入れ替えしなくては取り除けないくらいになってしまいます。
ですのでミントを植える場合は庭に直接植えないで、植木鉢で栽培するのが理想的です。
(植木鉢でも他の植物と一緒に植えないように注意しましょう、あくまでミント単独で)

虫よけの為に他のハーブを植えるにしても、肝心の作物をダメにしてしまう恐れがないか、しっかり下調べをして適切な植え方で栽培するようにしましょう。

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