ヨトウムシはガーデニングや農業の際の天敵です。

大事に育てている花や野菜の葉がボロボロに…。

虫の姿は見当たらないけど葉がどんどんボロボロになっていく。

そんなことはありませんか?

 

それはヨトウムシのせいかもしれません。

ヨトウムシはどんな虫なのか、対策方法についてご紹介します。

ヨトウムシはどんな虫?

 

ヨトウムシとはヨトウガと呼ばれる蛾の幼虫です。

秋と春に発生し、昼間は土の中に潜んでいて夜になると姿を現します。

その特性から「夜盗虫(ヨトウムシ)」と呼ばれています。

 

ヨトウムシは若いうちは黄緑色の身体、歳をとるにつれ茶色に変色していきます。

サイズも最大4~5cmになります。

葉の表皮と葉脈は食べ残し、柔らかい葉肉部だけを食べます。

ヨトウムシを放置しておくと新芽も食べてしまうので植物の成長が止まってしまいます。

また、枯れた植物にも他の害虫や病気がわくリスクが増すため、枯れたからといって放置するのは適切ではありません。

 

ヨトウガは夜間に産卵し、卵を葉の裏に産み付けます。

一度に1,000~3,000個の卵を産むといわれています。

蛾なので畑だけではなく、ベランダなどに置いてあるプランターにも簡単に卵を産み付けてしまいます。

 

大量の卵からふ化するため、ヨトウムシも群集しています。

1度ヨトウムシの被害にあってしまうと、夜間にしか活動しない特性もあるためなかなか駆除ができません。

そのため、見つけた1匹1匹を駆除するのは効果的とはいえません。

駆除をする際は大量に退治できる方法を選びましょう。

米ぬかでヨトウムシの駆除!

ヨトウムシの駆除には「手作業」「殺虫剤」の二通りの方法があります。

夜間にヨトウムシを手作業で駆除する際は割りばしやピンセットで退治したり、葉や茎を切ってしまう方法があります。

大量の卵が密集しているので卵の段階であれば手作業でも簡単にできます。

 

殺虫剤を使う場合は「オルトラン水和液」が有効です。

オルトラン水和液は浸透移行性が高く、長く効くので便利です。

 

農薬や殺虫剤などを直接植物に使いたくないという方も多いのではないでしょうか。

ペットや子供がいる家庭だと農薬や殺虫剤の影響が気になりますね。

しかし手作業で駆除を行うのも面倒であったり時間がなかったりします。

 

そこでおすすめなのが「米ぬか」です。

ヨトウムシは米ぬかが大好物なので植物から離して、雨の当たらないところに米ぬかを置いておくとヨトウムシが寄っていきます。

ヨトウムシは植物より米ぬかの方が好物なため、米ぬかに優先的に集まります。

昼間になってもヨトウムシは米ぬかの中に潜んでいるので夜間に駆除をしにいく必要もありません。

そこでまとめて殺虫剤をかけてしまえば植物に直接撒かなくても駆除ができます。

また、フライパンで炒っておくとより効果的なようです。

 

ヨトウムシの駆除に米ぬかがおすすめな理由は他にもあります。

殺虫剤を撒かなくても12時間程度で米ぬかを食べたヨトウムシは下痢をしてしまい死んでしまうそうです。

完全に農薬や殺虫剤を使用せずに駆除することもできます。

ヨトウムシの予防対策

ヨトウムシの被害を抑えるためには卵の段階から駆除することが大切です。

そもそも卵を産み付けられないような対策が理想的ですね。

 

ヨトウムシは飛来して葉に卵を産み付けるので防虫ネットまたは防風ネットが有効です。

ネットを張るタイミングは種や苗を植え付けてすぐの段階で行います。

苗の葉に卵を産み付けられることもあるので、植え付けをしたその日のうちにネットを張ってしまうのが理想的です。

 

他には忌避剤を撒くのが効果的です。

忌避剤といっても無農薬でも効果があるものはさまざまあります。

その中でも自宅にもあって準備が楽なのが「コーヒー」と「とうがらし」です。

 

ヨトウムシはコーヒーのにおいを嫌うようで、濃い目に淹れたコーヒーをスプレーしたり撒いたりするだけで忌避効果が期待できます。

コーヒーのカスは土にすき込むことでより効果的です。

 

とうがらしに含まれる「カプサイシン」には防虫効果があるため、米の保存やごみ捨ての際に使用している人もいるのではないでしょうか。

とうがらしを焼酎に浸して数週間寝かせ、カプサイノシンを抽出します。

出来上がったら300倍に薄めてスプレーして使用します。

農奴が高すぎると植物が傷んでしまうのでしっかりと薄めて使用しましょう。

また、日が高い時間に撒いてしまうと植物が焼けてしまうので涼しくなる時間帯に撒きます。

 

ヨトウムシの成虫は赤色のものに反応するようなので、
卵が孵ってしまったあとにとうがらしを植物の近くに置いてしまうのは避けましょう。

まとめ

 

・ヨトウムシの被害はベランダで行う家庭菜園にも被害を受ける可能性があります。

・花や野菜の葉の裏に卵がないか都度確認。

・ヨトウムシがいたら米ぬかで簡単に退治。

・卵を産み付けさせないことが大切。

 

ヨトウムシは可能な限り早く駆除するのが大切です。

ヨトウムシの放置は大切な花や野菜の成長を阻害してしまうリスクがあります。

卵やヨトウムシを見つけたらすぐに適切な対応をしていきましょう。

無農薬でも効果的に駆除ができると安心ですね。

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