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お風呂場やトイレなどで見かける小さいハエ・・・

それはチョウバエというコバエの一種です。

人間に直接的な害はないのですが、
実は放っておくと大変な事態になる可能性もある、
見つけたらすぐに駆除するべき害虫なのです!

チョウバエの生態と放っておくとどんな被害が出てしまうのか、
有効な駆除方法と対策を一気に紹介します!

 チョウバエの生態

チョウバエはその名の通り、ハエ目チョウバエ科のハエの仲間です。
トイレなどでよく見かけることから「便所バエ」という俗称もあります。
(名前を聞くだけで不潔ですね・・・)

好物は石鹸カス・人の皮脂・髪の毛・ヘドロ等・・・

そのため食べ物のあるキッチンではなく、浴室やトイレなどの水汚れがより顕著に出る場所に発生します。

チョウバエの種類は日本では60種類ほどと言われていますが、
家庭でよく見かける種類としては「オオチョウバエ」と「ホシチョウバエ」が代表的です。
この2種は発生場所も駆除法も一緒なので、ひとくくりにチョウバエとして記述します。

チョウバエは髪の毛や石鹸カスが溜まったヘドロ状の場所に卵を産みます。
その数はメス1匹につき約200個!(ひえ~~~!!)
家のお風呂場で1匹2匹見つけたところでスルーしがちになってしまいますが、
後に記述する恐ろしい事態を避けるためにも即刻駆除が必要です。

 チョウバエの恐ろしさ

不潔な場所に生息するハエなので衛生的に問題はありますが、
チョウバエ自体は人間の体に止まったとしても害はありません。

「なーんだそれなら別に数匹飛んでるくらいで気にしないから適当に駆除して放っておくわ」
とお思いのあなた!
チョウバエの恐ろしさは不衛生なだけではないのです・・・。

前述でも書いた通り、チョウバエは1匹につき卵を約200個産卵します。
それがなんらかの形で人間の体内に入ってしまった場合、
「ハエ症」を引き起こす可能性があります。

【ハエ症とは】
ハエの卵や幼虫が何らかの形で体内に入ってしまうことによって起こる症状。

多くは腹痛や下痢を伴いますが、次第に便として排泄されることによって解決します。
ですが目や膀胱などに幼虫が寄生するパターンもあり、非常に危険。
過去に目の違和感を訴える患者が病院に行くと、チョウバエの幼虫が見つかったという事例もあります。

チョウバエの体内への侵入経路は目・泌尿器・生殖器・鼻・口など多岐に渡ります。

・・・お分かりでしょうか?

トイレや浴室など、身体を無防備にさらす場でいつチョウバエの幼虫に寄生されてしまうかもわかりません。
赤ちゃんなど小さいお子様のいるご家庭だと、より不安が募ってしまうでしょう。

その不安を取り除くためにも、チョウバエは見かけたら即刻駆除するべきなのです。

チョウバエの対策・駆除法

チョウバエの対処法として大前提となるのが「水回りの掃除」です。
チョウバエは不潔な水回りの環境に発生するので、
清潔な環境ならそもそも発生するリスクは0に近くなります。

普段見落としがちな浴槽の下やエプロン、
排水溝にたまったヘドロ、トイレの貯水タンクの中など、徹底的に見直し除菌・清掃しましょう。

【おススメ駆除グッズ】

チョウバエは一般的な害虫とは違い免疫力が高く、
通常の殺虫剤では駆除の効き目は薄いです。
筆者おススメのチョウバエ駆除グッズを紹介します^^!

 

①キンチョ― チョウバエバスター
排水口などの水が溜まった箇所に入れる発泡剤です。
これで排水溝のヌメリなどに寄生したチョウバエの成虫・幼虫・卵もろとも撃退できます。
犬・猫・鳥などのペットにも害が少ないエトフェンプロックス成分が配合されているので、安心です。


②コバエ用ムース
通常の殺虫剤では中々死なないチョウバエにも効果のある殺虫剤!
ムース上の泡で包み込むことで窒息死させます。
また、成虫だけでなく幼虫にも効果ありのおススメ殺虫剤です。
こちらも哺乳動物に害の少ない成分でできています。

 

③PGガード
家の中の駆除は済んだけど外から来られたらまた元通りになっちゃう・・・。
浴室やトイレのが屋外に面している場合は、窓に忌避剤を散布して外からの侵入を防ぎましょう!
このPGガードは窓に散布してから約1か月効果が持続します。
雨で流れたり時間が経過したら、その都度散布しましょう。

 どうしても自分の手に負えない場合は・・・

掃除したいけど普段見ない汚い箇所を見るのは抵抗がある・・・。
そんなチョウバエ関連の悩みの場合は、水回りの清掃に長けた清掃業者に依頼をしましょう。
浴室を隅から隅まで徹底洗浄・除菌してもらうことで、チョウバエの発生を根本から防ぎます。
気になる場合はトイレの貯水タンク等も依頼してみてはいかがでしょうか。

出来る限りの清掃をしたけどまだチョウバエが出てくる・・・。
もうどこから湧いていているのか見当がつかないくらい
深刻な事態になった場合は、チョウバエの発生源を突き止める為に害虫駆除専門業者に依頼しましょう。

筆者おススメの水回り清掃の業者は「水道救急センター」、
害虫駆除のおススメ業者は「ムシ・プロテック」です!

困ったときの強い味方です!気軽に問い合わせてみてはいかがでしょうか^^

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