ベッドやソファーで刺される可能性のある、ダニ。
もちろん日本にもダニはいますが、タイではダニに刺される確立がちょっと上がるかも。
ダニに刺されると痒いし、痕に残ってしまいます。
できることなら刺されずに、快適な旅をしたいですよね。
そこで、旅行中にできる簡単なダニ対策を2つ、紹介したいと思います。
タイは日本よりダニが多い?
タイには、布団を干すという習慣がありません。
ちょっと意外だと思いませんか?
だって雨季なんかはじめじめして、湿気も高くなるのに。
布団を干すという概念がないのだから、当然クッションや枕も干しません。
ダニにとって心地の良い環境と言えますね。
実際には布団を干しただけではダニは死滅しないので、干す干さないは関係ないのかも。
でもお天気の日に干した布団はカラッとして気持ちがいいし、じめっとした布団よりもダニ環境は絶対にいいはずです。
それから、タイの部屋は日本のように畳ではなく、タイルもしくはフローリングというのもポイント。
ホウキだけで掃除が出来るので、掃除機を持っていない家庭がほとんどです。
最近ではラグマットを敷く家もありますが、お掃除はどうしているんだろう…不思議に思います。
ダニ予防には掃除機が不可欠ですが、それがないのは致命的。
またしても、ダニにとっては住みやすい環境を作り出してしまっているのです。
そんなわけで、タイでは日本にいるよりも、ダニに刺される可能性が高いかも。
もしも宿泊先にダニがいそうな場合は、紹介する対策法を試してみて!
退治するなら薬剤よりも乾燥!
タイではダニ退治に、あまり力を入れてないように思います。
というより、ダニに対する意識すらないのかも?
日本ではダニを駆除する製品はたくさん売られていますが、タイではひとつも見当たらないんです。
蟻やゴキブリ、ネズミ駆除の製品はたくさんあるのに…
タイに長期で住む予定なら、掃除機を買ったり布団乾燥機を持ち込んだり、いろいろとダニ対策はできそうです。
でも、旅行だとそうはいきませんよね。
じゃあ、旅行中にできるダニ対策はないのか?
いえいえ、そんなことはありません。
バンコクに住む日本人の間で「薬剤よりも効果がある」と言われている方法なら、手軽にダニ退治ができます。
その名も、「クーラー乾燥作戦」!
やり方はとっても簡単です。
クーラーで部屋をキンキンに冷やすだけ。
長時間冷やす必要があるので、外出中もクーラーをつけておきたいところ。
クーラーを長時間つけっぱなしに出来るような、工夫やアイデアが必要になります。
このクーラー乾燥作戦を数日続けると、効果的だそうですよ。
寝ているときになんか痒いなと思ったら、試してみてください。
自分自身も冷えてしまうのがデメリットですが…
持ち運びに便利な日本のダニ対策グッズ
やっぱりクーラーのつけっぱなしは無理!
ゲストハウスだからクーラーがない!
そんな場合は、ダニ対策グッズに頼るしかありません。
でもホテルの部屋で、ダニに効く薬を焚いたりするのは無理ですよね。
そこで活躍するのが、日本の「ダニ捕りロボ」というアイテム。
この商品、ダニ退治のことを調べていると必ずヒットする大人気の商品。
殺虫剤のように人体に影響のあるような薬を使っていないのも嬉しいところです。
ダニを誘引して絡め取るというこの商品は、気になる場所に置いておくだけ。
ホテルやゲストハウスのベッドに置いておくといいでしょう。
宿泊する間だけの短期間なので、口コミのような抜群の効果は得られないかもしれません。
それでも何もしないより、絶対にましなはず。
お値段はちょっと高いですが、旅行にも手軽に持っていけるのでおススメです。
痒いときにはタイの名物グッズが大活躍
バンコクにいると、ふと気が付くと何かに刺されていることがあります。
それはダニかもしれないし、蚊かもしれない。
なんだかわからないけど、とにかく痒みを抑えたい!そんなときはこのアイテムが便利です。
タイに来たら必ず目にする、人気ナンバーワンのお土産「ヤードム」。
メントールの香りがくせになる、リップクリームのような形をした鼻に刺すアイテムです。
じつはこのヤードム、臭いを嗅いでリフレッシュするだけではないって知っていますか?
下の部分が外れるようになっていて、液体としても使えるんです。
ダニや蚊に刺されて痒いとき、患部にこの液体を塗ると痒みが収まるのだとか。
タイガーバームなどの軟膏よりも効くらしいですよ。
ヤードムを1本持っておけば、痒みも気分もリフレッシュ。
タイではどこでも買えるので、是非活用してください。
まとめ
・タイは日本よりダニが多い可能性も
・ホテルで手軽に出来るダニ対策は、「クーラー乾燥作戦」
・置くだけ簡単のダニ退治アイテムを持って行くのもあり
・刺されたときはタイ名物の「ヤードム」が大活躍
タイに来たからといって、必ずダニの被害に遭うわけではありません。
でも、対策を知っておいて損はしないはず。
インドなどタイ以外の国に行くときも、この対策法を是非思い出してくださいね。